私は銀行員です。なので金融機関の立場からカード決済のメリットを述べようと思います。まずは、銀行とクレジット会社との間で、約定契約を結びます。簡単にいえば、同盟を組んでお客様から手数料を頂戴しようということです。

金融機関にはどのような仕組みでお金が入るのかというと、いろいろな企業と連携し、総合口座をその代金を口座振替指定することによって、企業側からお金をもらえるわけです。企業側から見れば、それだけ顧客が増えるということなのでWIN-WINな関係と言えるでしょう。そして、金融機関は「これらの企業の支払いをクレジット決済にしてください、そうすれば年間のATM時間外手数料が無料になりますよ。」と宣伝することによって、お客様の新規獲得、ニーズを満たし、同時にクレジット会社にも手数料が入るということです。

勿論、お客様にとって、カード決済のメリットは現金を持ち歩かなくて良いということも大きいでしょう。今はオンラインでもカード決済ができます。オンラインバンキングというものです。ATMにわざわざ出向かなくても、ATMに行ったのと同じ手続きをキータッチだけで済ませることができるのです。

さらに、オンライン特典として僚店間では手数料がかからない金融機関も多数あるので窓口をご利用されるよりも、断然安く済むということです。ただカード決済のデメリットは金利がつくということです。カードローンのような高利貸しにはならないのですが、返済指定日に約定返済出来ないと金融機関内でブラックリストにのることになります。